育児ノイローゼ

育児ノイローゼという呼称は病名ではなく、法定離婚原因として認められてもいません。
しかし、俗に言う「育児ノイローゼ」で悩んでいる夫婦は世の中に非常に多く存在します。
この育児ノイローゼの状態は一般的には出産後1年程度の間に起こる精神的に不安定な状態の事を指し、別の呼称ではマタニティーブルー、不安発作、パニック障害、強迫性神経障害、と呼ばれるものと同様の症状を示すようです。
具体的な症状としては、食欲不振、動機、めまい、体重減、イライラするなどの症状があり、原因はストレスやホルモンバランスの崩れと考えられています。

一言で言う育児ノイローゼが法定離婚の原因には認められていませんが、育児の困難さが夫婦生活にマイナスに作用し、離婚するケースが協議離婚や調停離婚には存在しています。
法定でもしばしば争われる育児ノイローゼを原因とした離婚裁判の多くは、婚姻関係を継続しがたい重大な事由の有無や婚姻関係の破綻が争点となります。
また、育児ノイローゼを回復の見込みの無い強度の精神病と認めるケースは無いと思われます。

育児ノイローゼと夫婦関係

育児ノイローゼという言葉を耳にするのは、残念ながら凄惨な事件をつたえるTVワイドショーからという機会が増えてきたように感じます。
育児ノイローゼから我が子を殺害してしまうという事件は勿論あってはならない最悪の事態ですが、育児ノイローゼという症状に悩まされている多くの母親が、「子供を抱えて線路に飛び込んでしまおうか?」や「我が子を窓から投げてしまいたい」という衝動に駆られた経験があるとの事です。

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