はじめに
結婚観は戦後から現在に至るやく50年の間に大幅に変化したと思います。
女性の未婚率は1970年代の18%から大幅な伸びを見せ、結婚適齢期と言われる25歳〜29歳の女性の未婚率は2000年には54%に達し、女性の生涯未婚率は5.8%に上昇しています。これは晩婚化と同時に非婚化が進んでいる状況と認識できます。
晩婚化が進む事によって、女性の社会進出が進み更に非婚率を上昇させる・・・・。女性の社会進出が容易になった事が離婚率の上昇に加担しているかどうか?
という点は一概に断定は出来ませんが、既婚者にとっては
「離婚してシングルで暮らす」という選択肢が身近な形になり、様々な理由から以前より容易になったことは事実です。
もうひとつ、離婚率の推移と同様に伸びている数値があります。離職率です。
新卒高卒者の就職3年以内の離職率が2000年度で50%を越え、半数が 離職している事になります。これは離職に対する抵抗感が薄れた事も原因ですが、転職者を受け入れる雇用先も増えているという事を示しています。
この現象もすなわち選択肢の増加といっていいと思います。
転職は今や、ステップアップやスキルアップといった前向きなイメージが定着し、よりよい暮らしや仕事を積極的に求める事は当然の権利として認識されるようになりました。
戦後の高度成長期を支え、勤続年数を自慢したお父さん達からすればビックリする時代になりました、・・・でもその頃からたったの50年しか経っていないのです。
たった50年でこれほどの変化がおこり、終身雇用という言葉は化石になりました。
「結婚観」「離婚観」も今後ますます変化し、新しい認識を生み出す事でしょう。
いまなお変化し続ける「結婚観」というものを今一度考え直し、それをあなたの「幸福観」と共に考え、そして「離婚」という選択肢を見つめなおしていただければ幸いです。
